平成11年12月議会終わる
 12月24日、12月議会が終了し、15億4,222万4千円補正予算第5号と、−2,968万1千円の減額補正予算第7号が可決され、累計では一般会計で420億1,915万9千円となりました。予算が減額されたのは市役所職員の年間ボーナス支給月数がこれまでの5.25月分から0.3月分減って、4.95月分となるものです。
 12月補正予算の主な事業は、▲合併処理浄化槽整備20基分追加・810万円▲土地区画整理事業用地費・5億1,732万円▲市営住宅治良丸8号棟建設事業・1億1,397万円▲道路舗装整備事業・5億円▲企業立地促進対策費・2175万円▲台風災害の復旧費などです。 これらを賄う財源の7割が市債(借金)となっています。国の補正予算を受けたものでこれらの事業は景気対策という意味が強く、来年度にまたがって実施されます。ケーブルテレビの議会中継も引き続き行われました。
 
高齢者の交通事故増加
     交通事故死の7割が60歳以上
 新居浜市内の今年の交通事故による死者は13人になっています。その内の
が60歳以上の高齢者であり、内5人は歩行者です。最近は夕方から夜に
かけて歩いている方が多くなりましたが、お気をつけください。蛍光色で光る
たすきを市役所の環境交通課で用意し、無料でもらう事ができます(数に限り
あり)。本来は、敬老会などを通じてみなさんにお配りするべきだと思います。
 歩行者事故(件数)   高齢者事故の特徴 事故多発校区
幼児  2 中高生 1
園児  3 高齢者23
小学生15 その他23
・午前10時から正午に多発
・走行車両の直前・直後横断
・免許を持っていない人が多い
 1.泉 川
 2.金 子
 3.中 萩
 
映画「アイ・ラブ・ユー」上映会
  日本でもっとも目が美しい女優が誕生した
      =ろう者の忍足(おしだり)亜希子(あきこ)さん=
 健聴者の大澤豊監督とろう者の米内山昭宏監督が共同演出している映画です。ろう者役は全員ろう者が演じ、健聴者の役者がサポートするという、日本国内、海外でも初めての企画として話題の作品です。この映画の上映会を、新居浜市聴覚障害者協会とわかば共同作業所が中心となり、手話サークルやひまわり号を走らせる実行委員会が協力して新居浜で開くこととなりました。「障害者がテーマだから、障害者が主演しているから」という理由だけで観て欲しいとは思っていません。ろう者、健聴者、障害者、これらの言葉が必要でなくなった時、みんなが本当に人間らしく生きられるのだと思います。「障害者問題を通じて障害者問題をなくしていく」私はいつもこう思っています。そんな事を考えさせてくれる映画だと思います。
(手話でアイ・ラブ・ユー、アルファベットの「I」と「L」と「Y」を合わせた世界共通の手話です)
   映画上映会           (チケットは私も預かっています)
  日 時:平成12年3月3日(耳の日)
      午後1時30分〜 午後7時〜(2回上映 上映時間1時間50分)
  場 所:新居浜市民文化センター中ホール
  料 金:前売り 大人1,200円 小・中・障害者1,000円
  事務局:わかば共同作業所 新居浜市船木甲741-1 TEL44-7025 fax44-7022
これからの市政のあり方
 これからの市政のキーワード(大切な要素)は「情報公開」「生涯学習」「市民参加」だと思います。この考え方は最近の10年間で大きく取り上げられ、変化をしてきました。これらを言い換えると次のような言葉になると考えます。
よくわかる市政
「情報公開」は行政や議会の側からいうと義務であり、市民の側からは権利です。しかし行政の側は「求められれば公開する」という姿勢であり、市民の側の「積極的に情報を提供すべき」という考え方とは開きがあります。行政の側からいうと「もっと市政だよりなども読んで欲しい」「ケーブルテレビでも広報している」という言い分があり、また本会議・委員会傍聴や議事録の入手も誰でもできます。
しかし行政の意識を、「情報公開をせざるを得ない」から、市民に説明をし理解を求めるために「するべき」だと変える事が大切です。
よく学び合う市政
「学習」と「勉強」の違いはどこにあるのでしょうか。「勉強」は学校のように教え役の先生と教わる生徒という関係が基本です。しかし「学習」には自らの意志と、お互いが先生であったり生徒であるという意味があると考えます。ボランティア活動なども生涯学習です。行政や議員が市民から「学ぶ」という姿勢をまず示すことによって、市民の理解も深まるものと考えます。権力を持つ側が常に謙
虚さを忘れない、これが大切です。
参加できる市政
「市民参加」を否定する人は誰もいません。しかし、現在多くの人がいだいている不満は「市民参加」を口にしながら、肝心なところではそれが出来ていない「ご都合主義の市民参加ではないか」という声をよく聞きます。法的な権限をもつ役所、選挙で選ばれた議員、これらの人が中心で市政が運営されるのは役割からいって当然です。市民参加を突き詰めれば直接民主主義になりますが、全ての面ではそれは無理です。これからは▲インターネットの利用▲審議委員・懇談会委員の公募と会議の公開▲事業計画決定前に、必ず市民の意見を求める制度(パブリックコメント制度)をつくることが必要です。
 
中学校給食問題
 土居町の給食センターにおいて集団食中毒事件が発生したことによって、新居浜市の共同調理場建設計画にも一層の関心が高まりました私は以前から申し上げているように、「共同調理場方式による給食開始を基本とし、考えられる共同調理場方式の問題点をできるだけ解消していく」、という事を基本姿勢としています。また、小学校の自校方式
は将来にわたっても続けるべきであり、学校によれば小学校調理場を新築更新する時に、隣接の中学校との親子方式にすることも考えておくべきだと思っています。
今後のスケジュール
  *平成12年5月
  建設着工
  *平成13年4月
  給食開始

 
ワールドカップサッカー練習場誘致
 2002年に日韓共催で行われるこの大会は私も大変関心があります。公式練習場に新居浜市が立候補しました。これが実現すると大会前の約1ヶ月間、チームを始めマスコミ関係、ファンなどが新居浜市に滞在することになり、市の知名度がアップし、子どもたちはもちろん私たちも何かしら誇らしいような気分になる事ができると思います。また、経済効果なども期待されています。
しかし、市の取り組みは締切間際の駆け込み立候補でしたし、12月議会での答弁にも理事者の熱意が感じられません。
芝のグランドは2面ありますが、夜間照明やクラブハウスなどは未整備です。実現することを期待しますが、夜間照明設置の理由付けだけに、ワールドカップを利用 するのであれば本末転倒です。
介護保険について(3)    
 要介護度ごとに介護保険で受けられるサービス
(1)在宅サービス(費用は今後変更の場合あり)市の現状は11月29日現在の認定結果数値
要介護度 身体の状態 サービス例 サービス費用(月) 市の現状
要 支 援
 
日常生活の能力は基本的にあるが、
入浴などに一部介助が必要。
週2回の通所リハビリが必要   6万4千円
(利用者負担1割)
61名
  16%
要介護度1
 
立ち上がりや歩行が不安定、排せつ
入浴など一部介助が必要。
毎日何らかのサービスが必要 17万円
(利用者負担1割)
74名
  20%
要介護度2

 
起き上がりが自力では困難。排せつ
入浴などで一部又は全体の介助必要
 
週3回のリハビリ介護等毎日何らかのサービスが必要 20万1千円
(利用者負担1割)
 
61名
 
  16%
要介護度3

 
起き上がり、寝返りが自力では出来ない。排せつ、入浴、衣服の着脱などで全体の介助が必要。 夜間の巡回訪問介護を含め、1日2回のサービス 27万4千円

(利用者負担1割)
54名
 
  14%
要介護度4

 
排せつ、入浴、衣服の着脱など多くの行為で全面的介助必要。
 
夜間の巡回含めて1日2〜3回のサービスが必要 31万3千円

(利用者負担1割)
61名
 
  16%
要介護度5

 
生活全般について全面的介助必要。

 
早朝夜間の巡回訪問介護を含めて
1日3〜4回必要
36万8千円

(利用者負担1割)
69名
  
  18%
自   立 日常生活には介助が不要と判断    な      し 30名 8%
           ※合計377件は予想申請件数の約10%です 合計 377名
(2)施設サービス(費用は今後変更の場合あり)
  施設名  目         的 市の現状 サービス費用(月) 利用者負担
要介護度
1〜5
・新規入所者の場合、実質は介護度以上と想定される
特別養護老
人ホーム
介護が中心になり、医療行為
はほとんど行われない
5カ所
 380床
32万5千円
 
1割+食費
平均5万円
介護老人
保健施設
特別養護老人ホームと介護療
養型医療施設との中間的存在
3カ所
 235床
35万4千円
 
1割+食費
平均5.3万
介護療養型
医療施設
介護と医療行為を行う。
病院に併設される場合が多い
*未定(注)
*未定(注)
43万1千円
 
1割+食費
平均6万円
 (注)現在12医療機関、合計261床の内いくらが介護保険対応になるか検討中
 一次判定から二次判定への変更は件数で92件、率で24%、ランクが上がったのが78件、下がったのが14件と全国平均を上回る率となっています。医者の意見書の比重が高くなっていることをうかがわせます。訪問調査時には事前に対象者の状態を整理し、家族などが立ち会うようにしてください。
「認定を受けたら限度額いっぱい必ず利用できるの?」
必ずそうなるとは限りません、施設が満員の場合待たなければなりま
せん、新居浜市では平均の利用率を約4割と試算しています。
「何を利用するか誰に相談すればいいの?」
資格を持った介護支援専門員(ケアマネージャー)が行い、無料です。
どうしてよいか分からなければ、市の介護保険係や私にご相談下さい。
「現在通っているディーサービスはどうなるの?」
現在通っている人の中で、かなりの人が自立と判定されると予想されます。
生きがい健康づくりのための事業として、続けるように強く求めています。

【あとがき】新年明けましておめでとうございます。コンピューター2000年問題が心配されていましたが、みなさまお変わりなく、お元気で新年をお迎えになられましたでしょうか。また、昨年中はお世話になり、本当にありがとうございました。
<さて、昨年は議会が改選され、新しい動きが起こりましたが、行政は「中だるみ」と評されているように、閉塞感があり、目立った動きはありませんでした<。西暦2000年というのは、感覚的な面はあるにしても、何か新しいものへの期待感を感じさせられます。
今年は衆議院選挙、市長選挙が予定されています。特に市長選挙は今後の市政のあり方を問うものです。議員として態度をはっきりさせなければならない責任を感じています みなさまには、これまで以上のご指導ご助言を、よろしくお願い申し上げます。 龍