平成 8年4月発行「新居浜新時代32号」


目次

3月議会終わる 私の本会議代表質問 マイントピア別子問題 マリンパーク新居浜・総合福祉センターオープン インターネット情報

平成8年3月議会終わる

 去る3月22日、平成8年度当初予算案を審議する3月議会が閉会しました。本議会では371億5,530万6千円(市民一人当たり約28万円)の一般会計当初予算が成立しました。 この予算は前年度に比べて約4億4千万円の減額予算です。これは、伸び悩む法人市民税などの影響と、今年2月に景気対策のための公共事業を前倒し発注した事などによります。  以下、主な新規事業と、私が関心を持って取り組んできた事に関連する事業を紹介します。
◆総合福祉センター管理運営費  8,336万円
(警察署南に新しくできた施設です。年末年始祭日を除いて無休。夜10時まで使用可能)
◆身体障害者ディサービス事業・リフト付きバス購入費 1,600万円・691万円
(庄内町の心身障害者センターにおいて行う、身体障害者の方のための通所事業です)
◆図書館施設環境整備事業 6,30万円 (駐車場増設工事等)
  ◆新居浜マリーナ管理運営費 4,792万円
(新居浜東港北にできたヨットハーバーなどの新しい施設です。人工海浜で海水浴もできます)
◆まちづくりサロン開設費 608万円
(テレコムプラザ2階に、外国人との交流サークルなどの活動拠点を開き、幅広いボランティア活動にも利用します)
◆廃棄物中間処理施設整備事業 3億7,510万円
(観音原町に新しい焼却場を建設する事業の始まりです)

◎私 の 本 会 議 質 問 要 旨

3月議会では、40分間の代表質問を行いました。以下その質問と答弁の要旨を紹介します。
1.ウェルフェアパークについて
【問】多喜浜貯木場跡地の公共用地整備計画の中で使われている言葉だが、ウェルフェア という言葉は一般にはなじみがない。もっとわかりやすい言葉を使う姿勢が必要である。
【答】斬新なイメージをアピールしたいという目的と、計画にふくらみを持たせる意味があった。今後は言葉の使い方に気をつけたい。ウェルフェア(英語)=福祉、幸福、繁栄

2.ボランティア活動について 【問】お身体の不自由な方を案内する場合に連れていってあげましょう」と言うのが役所的で、「いっしょに行きましょう」と言う のがボランティアだと思う。ボランティアの役割をどう認め、どう育てていくのか?
。 【答】様々な分野で活発になっていることは、歓迎している。ボランティア活動の自主性を尊重しながら、行政と連携を深める事によりいっそうの効果を生み出すものと考え、お互いに補い合う対等の関係を築きたい。

3.職員採用・職員研修について
      【問】行政に新しい感覚を持ち込むためにも民間企業出身の人材を採用すべきではないか。卒 業後一度しかない試験機会を二度までは増やすべきではないか。障害者の雇用も計画的に行うべき。研修についても耳学問だけでなく、民間サービス業、民間福祉施設などで実地研修を行うべきではないか。
【答】民間人の採用は新卒者の応募が多い中では難しい。受験機会の少ない短大、専門学校生の機会拡大については検討したい。障害者雇用については、正規職員、臨時職員あわせて促進していきたい。研修については、様々な工夫もしているが、実地研修についても検討していきたい。

4.CATV(新居浜テレビネットワーク)で議会中継
【問】市民の方に市政に関心を持っていただき、市の方針、議員の活動を知らせるために も本会議の中継を行うべき。今治、宇和島、大洲、野村町ではすでに実施している。
【答】開かれた市政の推進のためにも意味があると考える。議会側と協議をしながら検討していきたい。

5.-(1)精神障害者福祉について
   【問】障害者基本法の成立で、福祉施策の対象となった。市内でも650人ぐらいが精神 科に入院されている。精神障害の人に対する社会復帰対策、福祉施策が非常に遅れている。
【答】市発行の福祉ガイド「ほのぼの」に記述がないのは、精神障害者福祉施策が充分に示されていなかったため。認識を高めるために今後は努力をしていきたい。

5.-(2)仲良し作業所について
【問】庄内町にある精神障害者の方の作業所では、「みかんせっけん」を作ったり、内職的な作業をしているが、手狭で環境も悪い。自立の努力もしているが、行政の援助が必要。
【答】作業所は古く、安全衛生面からも問題がある事は知っている。家族会、ボランティア、保健医療関係者の方の意見を聞き、関係機関の指導も得ながら努力したい。

5.-(3)保健福祉手帳について

【問】精神障害者の方にも手帳が交付されるようになったが、福祉サービスの対象が少ない。市で出来ることはすぐに行うべきである。
【答】タクシーチケット助成、福祉金、市営住宅入居基準については、他市の動向もみな がら検討していきたい。

6.福祉のまちづくり条例の制定について
【問】車椅子で生活できるまちづくり、障害者に対する、手話、点字、朗読、要約筆記などによる情報提供が保障されるまちづくりのために、それらをまとめた条例制定が必要。公共施設利用の高齢者、障害者に対する割引制度の制定を望む。トイレの改善が必要。
【答】新・障害者福祉対策長期指針を策定し た中で、取り組んだ。建築物の整備基準は見 直す。条例については検討している。割引制度の意味は理解できるが、他市の状況も調査研究したい。車椅子で利用できるトイレ、施設の改善にも今後取り組んでいく。
7.公共下水道整備計画について
【問】要望の強いトイレの水洗化のためにも下水道整備を急ぐべきである。
【答】7年度末で普及率34%である。今後 5年間で普及率を46%まで引き上げたい。

8.いじめ問題について
【問】いじめ報道を聞くたびに心が痛む。市内の現状はどうか、対策はどう考えているか。いじめ110番にも75件の相談があった。
【答】小学校18件、中学校23件の報告。

9.中学校給食について
【問】昨年は学校食堂を開き、弁当と食堂と自由に選択できる尼崎市へ研修に行った。こどものために何が大切なのか、もう一度話し合う場をつくり、「愛情弁当論」だけではなく、よりよい方法を見つけるべきである。
【答】中学校期は、個人差も大きく、年齢、体位、親子の情愛等を総合的に検討して現状 維持が望ましいと考えている。自校方式で建設した場合、建設費は約2億円。共同調理場の場合他市の例では8校分で約10億円。

この他に「地域保健問題」「高齢者保健福祉問題」「マイントピア別子問題」「契約・入札問題」 「土地区画整理事業問題」「市長の政治活動」などについて質問をいたしました。

◎マイントピア別子問題

昨年12月に発覚したマイントピア別子の不明金問題について、経過と問題を整理してみます。
平成3年6月 マイントピア別子オープン
      4年10月 540万円着服事件発覚
  5年3月 着服金返還
           5年   不明金発生(推定)
  7年7月 不明金があるのに気づく
  7年12月 警察に被害届提出(2300万)
  7年12月 平成4年の着服金(レストラン分)を返還(345万円)
  7年12月 不明金を2700万円に修正
  8年1/23 前常務逮捕(100万円窃盗容疑) その後処分保留で釈放
  8年2-3月 議会全員協議会、本会議開く
  平成4年の温泉入浴料の着服事件は、市の内部でも一部の職員しか知らず、返還された入浴料も、名目を変えて納入するなど、「事件隠し」を図っています。「公にすると若者の将来に傷を付ける事になる」というのが、その理由ですが、それだけでなく公になった時の「マイントピアの管理責任」市の施設であり入浴料は公金であるため「市の責任」を問われたくなかった、という気持ちも働いたものと感じています。この処理の甘さがその後の不明金事件につながったものと考えます。また、平成5年から不明金が発生し、その後2度の監査が行われいる事は、決算事務、監査の責任も大きいと思われます。公共と民間の合同組織である、第3セクターの寄り合い世帯の弊害が出た ものであり、今後は実質的責任者に天下り的でない人を得ること、何でも隠してしまおうとするこ との多い行政の体質を改めていかなければならないと思っています。

◎マリンパーク・総合福祉センターオープン

★マリンパーク新居浜オープン
  東港フェリー乗り場北300メートルに、ヨットハーバー、クラブハウス・レストラン・研修宿泊施設・海水浴のできる人工海浜を備えた施設ができました。
★総合福祉センターオープン
│ 新居浜警察署南にできた施設です。多目的 アリーナ(体育館)・温水プール・研修室 などを備えています。障害者、高齢者優先 ですが、全ての市民が使用可能です。

◎インターネット情報

4月からは新居浜市内にもプロパイダー(接続サービスをする会社)が設立され、いよいよ身近なものになってきました。インターネットを通じて多くの人々と知り合い、こんなメールも頂いています。「今日は、私は新居浜市の出身でハーバード大学の日本語研究所の図書館で働いています」という方や「 I work at Center for Independence in Grand Junction, Colorado, USA. I interpret college classes for Deaf students at Mesa State College.」というアメリカの女性、「私は昭和41年に新居工を卒業したものです.私のデスクトップpcから偶然に新居工のホームページを見つけ〜貴方のホームページへアクセスしました」という方、「 私は脳性小児麻痺というハンディを背負っていますが福岡のインターネットの会社で技術を担当しています」などです。 市役所でも来年度からインターネットを使って情報発信を行う予定です。
おわり

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